受験生をお持ちのご家庭にお伝えしたいこと
お子さんが受験生になり、親御さんも気が張っていらっしゃるかと思いますが、そんな中、受験勉強になかなか身が入らないお子さんの姿を見て、ヤキモキしたり、不安な気持ちになっているのではないでしょうか?
あすなろでも、受験生を持つご家庭から多くのご相談を受けますが、「やる気を出させてほしい」、「勉強のやり方がわかってないみたい」、「高校なんか行かなくてもいいと言っている」など、お母さんからしてみれば、もどかしくて心配なことばかり…。
中には、「うちの子は勉強できないから…」と言われるお母さんもいらっしゃるのですが、「勉強できない=受験勉強にも向かない」と決め付けるのはちょっと待ってください。
なぜ、私がこのようなことを言うかというと、受験生なのに身が入らないお子さんのほとんどが、「受験に対する意味づけ」が自分の中でできていなく、楽な「遊び」の方に流されている、たったそれだけだからです。
恥ずかしながら実は私もやる気のない受験生でした。
私も受験生の時に受験勉強は毎日コツコツ進めないといけないことはわかっていたのですが、いまいちやる気が起きず、集中できない日が続いていました。
そんな時、たまたま小学校の幼なじみ何人かとで恩師のお宅にお邪魔する機会があったのです。卒業以来しばらく会っていない仲間だったので、話題の中心はやはり“受験”の話。
「志望校はどこに決めた?」、「三者面談でこう言われた」という話はもちろん、私と同じように「何もやってない、どうしよう~」といった話まで様々です。
高校受験を控えた私たちに、当時の恩師は、「みんなは、“勉強する理由(ワケ)”はちゃんと持ってるのか?」と聞いたのです。(これは受験生の私の心に一番響いた言葉の一つです。)
「成績が下がると親に怒られる。だからイヤイヤ勉強するしかない…」そんな本音を漏らすと、恩師は「そんな意地だけでやる勉強だったらシンドイだろうなぁ」と笑って、そのあと「勉強する理由は自分で考えた方が楽しいぞ~」とつけ加えたのです。
正直、ドキッとしました…。
勉強も受験も「誰かのせい」にして、「自分のため」だと思ってやったことがなかったからです。
逆に言えば、「自分で考えた方が楽しい!」なんて想像したこともありませんでした。
それから間もなく、自分でハッキリ【勉強する理由】は「サッカーの強い高校に行ってサッカーを続けること!」と決意することができたのです。
今思えば、恩師は“やらされる勉強”ではなく、“自分で決めてやる勉強”の大切さに気付いてほしかったのだと思います。
そして、このことに気付けたからこそ今があるのだと思います。
お子さんは今、勉強する“理由”を見つけられていますか?
もし、受験生なのに「受験勉強に身が入っていない」としたら…、お子さんも「中学時代の私」とまったく同じだと思うのです。
“勉強する理由”をイメージできなかったり、自分で決められなければ、自分の意志ではない“意地”だけで勉強することになります。
もしそうなっているとしたら、それは苦痛でしかありません。
お子さんが、“勉強する理由”を持っていなければ、本来の実力は発揮できません。
そして、その気力をふるい起こせるのは、がむしゃらに頑張ろうという思いがあるからです。
だからこそ私たち家庭教師のあすなろでは、お子さんが自分で“勉強する理由”を見つけ、しっかりイメージできるように、家庭教師が「お子さんの身近な目標」となれるような指導を大切にしています。
“勉強する理由”が次第に“目標”に変わり、やがては“将来の夢”につながる―そのための具体的な計画を立てて、わかるまで、できるまでとことん付き合っていきます!
もし、お子さんが“勉強する理由”が見つけられない場合や、見つかってはいるけれども、どういう手順で進めて行けばわからない場合は、ぜひ私たちにお手伝いさせてください!
これまでの34年間、受験勉強のことで悩んでいたお子さんやご家庭の方の想いに応えられたという経験を糧に、お子さんが自分の気持ちで受験勉強に臨むことができるようなサポートをお約束します。