提出物を出さない・期日が守れないと、一般的な中学の【態度・意欲・感心】の評価に大きく影響します。
提出物の出し方の差で通知表の評価が上下する可能性もあります。
- プチ教育情報
- 【提出物】が評価に響くのは中学に限らず、大学などの教育機関ではもっと重要視されます。レポート提出の機会も多く、これにより単位の有無が決まるといっても過言ではありません。
特にテスト前は提出物の課題があるので『提出物なんて大した問題じゃない』と思っていると、通知表がさみしい結果になってしまいます。
そこで!提出物をきちんと出せない代表的なパターンと、その解決策をご紹介したいと思います。
提出物を出せない子の【3つのパターン】と【解決策】
もともと提出する気がない
このタイプのキミは、勉強に関心を持たないことが多く
『提出物なんて出しても出さなくても関係ない』
『テストの点さえ良ければ成績は上がる』
などのちょっとした思い込みや勘違いから、提出物に真面目に取り組んでいないのかも。
- そんなキミに必要なのは…
- 【提出物の重要性】を知ること!
出すことをすっかり忘れてしまう
『提出物を出すつもりでいるにも関わらず、ついつい忘れて出せない…』というタイプ。
特に部活生など、普段忙しくしているお子さんほどこれに当てはまりやすいです。
- そんなキミに必要なのは…
- 【期限】を忘れないように計画的に進めること
期限内に終わらない、期日を守れない
意外と多いのが『ちゃんと取り組んでいるのにも関わらず、提出物を出せない…』期限に間に合わないタイプ。
普段の勉強でも要領が悪かったり、計画的に進めるのが苦手だったりするしませんか?
中には『キッチリしたい』という完璧主義がアダとなってしまってなかなか出せない子もいるようです。
- そんなキミに必要なのは…
- 毎日少しずつ無理なく進めること
中学の成績は『テストの良し悪し』で決まるのではありません。もちろん、学力の達成度としてテストの点が基準になることは事実ですが、通知表(内申点)は『定期テスト+授業態度+提出物』で決まると言っても過言ではありません。
※提出物は評定における【関心・意欲・態度】に関わります
これらを総合したものから通知表の【1~5】までの数字が決まりますが『提出物』について挙げるなら『未提出が1回でもあると、最高評価(A)はつかない』ということです。
※特別な事情がある場合は考慮されることもあります。
そこで…『提出物=小テスト』だと考えましょう!!
テストではよほどのことがない限り、白紙の解答用紙を出す子はいないと思いますが、提出物でも全く同じことです。
提出物を出さないとテストの白紙と同じように採点対象がないのです。
実際のテストでは答案用紙を埋めようと必死になるのに、提出物では毎回白紙を出している…。
こう考えると提出物を出さないことがどんなに損なのかをわかってもらえると思います。
また、内申は高校入試にも大きく影響します。
普段の積み重ねの点数なので、一気に挽回することができません。普段から提出物だけはしっかりしておいたほうがいいでしょう。