学年末テストとは…
その学年の勉強がしっかり身についているか?!を試される試験です
1、2学期を経験した中1のみなさんは、中学校の科目数の多さや、範囲の広さに驚き、また、そんな定期テストを受けることにも少し慣れてきたと思います。
ですが、3学期に行われる学年末は、今まで受けてきたテストと決定的に違う点があります。
それは…ズバリ!!【範囲の広さ】です。
3学期の授業は一見すると範囲もせまく、授業数も少なく感じるため、 1、2学期よりも問題が簡単、範囲・問題数も少ないと勘違いされることが多いのですが、実際には1学期・2学期に行われたどのテストよりも問題数が多くなります。
範囲はどれぐらい?
通常の定期テストでは、直近の授業で学習した内容が範囲になることがほとんどですが、学年末では1年間で学習してきた全てがテスト範囲となることが多いようです。
もちろん、3学期に学習した範囲が多くを占めることは言うまでもありませんが、
- 3学期に学習した内容 ⇒ 60~70%
- 1学期・2学期に学んだ内容 ⇒ 30~40%
の割合で出題される と考えておいても良いと思います。
では、実際に学年末には、どんな内容が含まれてるのでしょうか?
学年末テストに含まれている学習内容
- その学年で覚えておかなければいけない内容
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重要語句や漢字、英単語などは次の学年ではもう一度教えてもらうことができないので、その学年の間に必ず覚えておきましょう。次の学年では先生はすでに覚えているものとして授業を進めていきます。
- 次の学年に引き継ぐ内容
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英文法や数学の方程式、関数など前学年の延長にあたる内容は必ずその学年で理解しておかなければなりません。これをあいまいにしておくと、次の学年で確実についていけなくなります。
あとから挽回しようと思ってもとても大変になってきます。 - 自分の苦手な内容
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「暗記が苦手…」「漢字が覚えられない…」など、人それぞれ苦手な分野があると思いますが、そのままにせず、先生に聞いたりし、早めに苦手対策をしましょう。「苦手だから…」、「嫌いだから!!」と逃げても、いつまでたっても得意になることはないので、しっかりと自分の苦手な分野と向き合い、対策を立てていかなければなりません。