お父さんのための塾選び

あるサイトでお子さんのいる35～45歳のお父さんを対象に
『日頃、関心を持っていることは？』というアンケートをとったところ、堂々の1位が『子どものこと』についてだそうです。

少し前ですが『日経MJ』の記事にも、家族ならではの心地よさを維持するために努力する【保温家族】が増えている、という記事がありました。

『意識して家族の絆を強めるようなことをする方がよい』という項目は、20年間で夫は20ポイント近く、妻でも10ポイント強上昇した。

『充実させたい時間』を2つまで選択してもらったところ『家族一緒の時間』という回答は夫婦ともに過半数に達した。

昔のように『父親たるもの、働く背中を見せてなんぼ』の時代は終わり『いかに家族と幸せに過ごすか』ということこそが、これからの時代には必要とされてくるのかもしれません。

中でも、特徴的なのが【中学受験】ではないでしょうか。
お母さんはもちろん、お父さんも進んで説明会に出向くなど、家族ぐるみでお子さんの学力や将来について考える方が増えてきているそうです。

私たちは、今こそお父さんが塾選びをする時が来たのではないかと考えます。
『そろそろオレもやってやるか！』
と思ったお父さんに、塾選びのヒントをお届けします。

塾選び中のお父さん必見！
実はたくさんある！塾の種類

日々、お子さんの塾選びで一生懸命なお母さんは、塾にも色々あることをご存じの方が多いのですが、お父さんは『どれも同じじゃないか？』と思っている方が結構いらっしゃるんです。

そんなお父さんのために、まずは解説！
【塾】にはいくつかの種類があることを知っておきましょう。

塾を大きく分けると、

進学塾
個別塾
補習塾
個人塾

の4種類に分けられます。以下に各塾の特徴をご紹介しますので、ポイントをおさえてみましょう。

進学塾の特徴: 成績順でクラス分けされています。クラスごとにカリキュラムや講師が異なります。授業方法は、塾で用意されたテキストなど使用して授業形式で進めてきます。学校の授業よりも一か月位ペースで授業を行い、学校と比べて授業内容もはるかにレベルが高いようです。基礎学力が付いているお子さんや競争心のあるお子さんに向いているでしょう。
個別塾の特徴: 席が1つひとつのブースで区切られているので生徒は仕切られた空間でそれぞれ勉強に取り組んでいきます。塾で用意された問題集などを使用してわからない箇所を質問していくといった形式です。講師1名に対して生徒が1名～5名程度のコースがあります。生徒のレベルにあわせた指導ができることと、わかるまで教えてもらえるのが1番のメリットです。
補習塾の特徴: 学校の授業のペースに合わせて塾の授業を進めてくれる学習塾のことです。1クラス10人～20人ぐらいの補習塾が一般的。補習塾は地元密着型の塾が多く、特定の学校情報に詳しく、その対策の秀でた塾が多いのも特徴の一つです。学校の授業と同じペースで進んでいて復習中心なので、学校に合わせて勉強ができるということが1番のメリットと言えます。
個人塾の特徴: 一般的な個人塾は寺子屋タイプの個人塾が多く、講師1人が生徒10～20名程度を指導し生徒がわからない所を質問という形式。特徴は料金が安く、週の回数も比較的多いようです。試験前などのは毎日塾で勉強指導してくれる塾も多く、生徒と講師との距離が近いという良い点もあります。その他、科目ごとや学年に絞った指導など個人塾はいろいろな形式があるのも特徴です。