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【高校受験】偏差値70以上の学校に合格するための勉強法とは

この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

「偏差値70以上の高校に合格するには、どんな勉強をしたらいいの?」
「偏差値70から上にあがるための勉強方法を教えてほしい!」
「偏差値70の受験勉強のテクニックとかはないの?」

このようなお悩みを抱えていませんか?

偏差値70というと、平均点よりもかなり上の点数を取っていることを示し、全体の上位約2.2%に位置します。この偏差値帯に属するお子さんは既に高い学力を持っていますが、さらに上を目指し学力をキープするためには効果的な勉強法が必要です。そこで、どんな勉強が必要なのかを詳しく解説します。

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高校受験の偏差値を70にするには

高校受験で偏差値70以上の高校に合格するには、多くの努力が必要です。
というのも、上位2.2%の成績が必要であり、多くの試験で9割近くをマークできないと入れない偏差値帯だからです。


また、テストの内容が簡単すぎると、多くの受験者が高得点を取るため偏差値が正確に反映されず、実際の学力を正しく評価できない可能性があるので注意しましょう。

偏差値70以上の高校に合格するために必要な勉強時間

偏差値70以上の高校に合格するには、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?学年によって必要な勉強時間は異なりますが、ここでは基本的なガイドラインを紹介します。

この項目では、以下の2つに分けて、偏差値70以上の高校に合格するのに必要な勉強時間について詳しく説明します。

  • 中学1・2年生の勉強時間
  • 中学3年生の勉強時間

それでは、それぞれのケースについて具体的に見ていきましょう。

1.中学1・2年生の勉強時間

中学1・2年生で偏差値70以上の高校合格を目指すには、平日で2〜3時間、休日は毎日4時間ほどの勉強時間が必要になるでしょう。
たとえば、偏差値70以上の高校を目指すなら定期テストでは450点以上を取得していく必要があります。
中学1年・2年から長時間の勉強が必要な点を考慮し、早い段階から計画的に学習を進めてください。

2.中学3年生の勉強時間

学校がある日の勉強時間は2〜3時間が限度であり、休日も部活動などの影響から6時間が限度です。
ただ、部活動が終わる夏以降では、平日は4時間・休日は毎日8時間程度の勉強をしましょう。

偏差値70以上の高校を目指すなら、中学2年生の春休みから本格的に受験勉強を始動する必要があります。
特に、偏差値65~70付近の成績を取っているお子さんにとって、偏差値5アップするにはかなりの努力が必要です。
そこで、中学2年生の春休みから受験本番の冬までの勉強時間を、時期毎に説明します。

春の勉強時間

中学2年生の春休みから中学3年生の夏までの期間には、学校の勉強を除いて平日は3時間以上は勉強時間を確保してください。
春休みの期間も部活と並行して毎日6時間の勉強をしてください。

夏の勉強時間

部活が終わった夏は毎日最低でも8時間は確保するようにしてください。
夏休みは40日ほどあるので、毎日8時間勉強すると考えると320時間の勉強時間が確保できます。
春と夏を合わせて500時間の勉強時間を確保できたとしても、偏差値70から75にワンランクアップさせるには時間が足りないでしょう。
これだけ頑張っても偏差値を維持、伸びても1アップしかしないということもザラです。

秋・冬の勉強時間

秋・冬の勉強時間は、平日4時間、休日は毎日8時間を意識してください。
長期休みの場合には、毎日10時間ほど勉強することで、目標にぐっと近づくことができます。

秋・冬はお子さんにとって最後の偏差値アップを目指す勉強期間であり、受験応用問題に取り組む時間でもあります。
1月に入ったら、偏差値を上げるための勉強よりも試験本番でミスをしないための勉強が重要になります。

偏差値70以上の高校を目指す勉強法

偏差値70以上の高校を目指すのであれば、生活態度は整っている前提で勉強時間や結果を重視しながら勉強を進めなければなりません。
生活態度は整っていて当然で、どのように結果を出していくのかを考えましょう。

これらを踏まえた上で、偏差値70以上の高校を目指すお子さんに求められる基本姿勢は以下のとおりです。

  • 平日3時間以上・休日8時間以上の勉強時間を確保する
  • 中1・2年の復習は春休みまでに完璧にする
  • 夏休みからは受験標準問題・応用問題に取り組む
  • 定期テストは450点以上を取得する
  • 受験応用問題の得点率を80%以上にする

それぞれ解説します。

1.平日3時間以上・休日8時間以上の勉強時間を確保する

平日3時間以上・休日8時間以上の勉強時間を確保することを目指してください。
部活動もあるため、目標値をクリアするのは夏休み以降でも大丈夫です。
ただ平日は学校のこともあり、3時間を必ずクリアできない場合もあるでしょう。
このような場合には、休日の勉強時間を増やしたり、他の日にまとめて時間を取ったりなどといった工夫が大切です。

2.中1・2年の復習は春休みまでに完璧にする

中1・2生の復習は春休みまでに完璧にしてください。
というのも、夏休みには受験標準問題に取り組まなければならないためです。
偏差値70以上の高校に合格するためには、他のお子さんができない・難しいと感じる問題にもチャレンジしなければならないため、受験勉強の進度は早めていく必要があります。

3.夏休みからは受験標準問題・応用問題に取り組む

夏休みからは受験標準問題・応用問題に取り組むようにしていきましょう。
標準問題・応用問題とは1〜3年生の知識が横断的に求められる問題であり、頭の使い方や問題演習をどれだけ繰り返してきたかが試されます。
春の期間では中1・2生の復習を中心に行い、夏からは得点源となる標準問題や応用問題に取り組むようにしましょう。

4.定期テストは450点以上を取得する

定期テストは450点以上を取得するようにしてください。
偏差値70のお子さんの場合、テストと名が付くものは9割以上の得点率が必要です。

もちろんテストの難易度が高く、平均点が5割もないテストだと9割の得点も必要ありませんが、最高得点付近の得点は必要です。
それに加えて、受験基礎問題から標準問題までは定期テストに出題される問題が解けるだけでも対応可能です。

定期テストで多くの基礎問題をしっかりクリアしておくと、中学校3年生からの受験勉強時に大幅なショートカットができるでしょう。

5.受験応用問題の得点率を80%以上にする

受験応用問題の得点率を80%以上にすることも、偏差値70のお子さんには必要です。
わかりやすいように数学を例に出すと、基礎から標準問題で80%、応用問題が残りの20%程度の配分になっていることが多いです。

とすると、応用問題が8割解けるようになれば、点数が9割を超える計算になります。
受験応用問題が解けるようになるまでに時間がかかりますが、正答率8割を超える努力が必要です。

偏差値70以上の高校を目指すお子さんに対して保護者の方ができること

偏差値70以上を目指すには、多くの努力が必要です。
この偏差値帯は現状維持が非常に難しいので、その点を保護者の方が理解することが最大のサポートになるでしょう。

より具体的には以下の内容をお子さんへのサポートとしてください。

  • 偏差値の現状維持でも精一杯であることを知る
  • 表面的な様子で判断せず、命令口調を避ける
  • お子さんの気持ちを理解し、対話を大切にする

偏差値の現状維持でも精一杯であることを知る

偏差値が70となると上位2.2%の成績に位置し、さらに高い偏差値を目指すためには非常に細かい部分まで勉強する必要があります。
多くのお子さんが挫折しそうな難問でも解けるようになるためには、現状維持だけでも大きな努力が必要です。この点をまず理解してあげることが大切です。

表面的な様子で判断せず、命令口調を避ける

勉強ができるお子さんの中には、一見すると勉強をしていないように見える場合もあります。
こういったお子さんは、学校の授業などに対する集中力が高く、息抜きをしているところを保護者の方に見せているだけかもしれません。
  
成績が目に見えて下降するなど、明らかに悪い状態にならない限り、勉強しなさいといった命令は避けたほうがいいでしょう。

お子さんの気持ちを理解し、対話を大切にする

もし成績が悪化した場合でも、お子さんに勉強を押し付けるのではなく、まずはその気持ちを理解することが重要です。
なぜ勉強をしないのかではなく、勉強したくない理由や背景を理解してあげることが、お子さんのモチベーションアップに役立ちます。

高偏差値帯のお子さんほど自身の現状を理解しているので、親子の対話するだけで反省を促すことも可能です。

  

偏差値70以上の高校を目指す受験勉強まとめ

今回の記事では偏差値70のお子さんの高校受験に関して、総合的にまとめてきました。

  • 必要な勉強時間
  • 必要な勉強方法
  • 必要な保護者の方のサポート

特に保護者の方のサポートについては、お子さんにかかり切りになれないというお悩みを抱える方もいらっしゃるかもしれません。時間が限られている場合は、中学3年生の間だけでも塾や家庭教師のサポートを検討してみるのも一つの方法です。

偏差値70の学力をキープし、さらに向上させるためには、個別のサポートが重要です。特に、ワンランク上の偏差値を目指すためには、お子さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの授業が必要になることが多いでしょう。
適切な学習方法と環境を整えて、お子さんが持っている力を最大限に引き出すためには、保護者の方のサポートが欠かせません。お子さんの成長を見守りながら、適切なサポートを続けていくことで、学力向上につながります。

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この記事の著者

曽根 大樹 / 事務責任者

私自身、不登校になった期間があります。でも、あるキッカケのおかげで立ち直ることができ、学校に通うことができました。勉強にも苦労しました。とても厳しい部活で成績が悪いと練習に参加できないため、家に帰ってから必死に勉強しました。でも、疲れていて集中できない。勉強のやり方もわからない。気持ちばかりが空回り…。そんな状態を救ってくれたのが友達のお父さんでした。時間や勉強の仕方を少し工夫するだけで成績は伸ばせることを教えてくれました。ちょっとしたキッカケや工夫で状況は大きく変えられることを、自分の経験を活かして、一人でも多くのお子さんに伝えていきたいと思います。

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