【高校受験】試験当日の持ち物と服装について徹底解説!
「高校受験の持ち物や服装はどうすればいい?」
「私服で試験会場に行ってもいいの?」
「高校受験の持ち物や服装でダメなものってあるの?」
こんな悩みはありませんか?
高校受験が初めての受験という方も多いことでしょう。
そうなると、受験日当日の持ち物や服装について迷うのも当然ですよね。
そこで、この記事では、高校受験における持ち物や服装、それにまつわるよくある質問について回答・解説します。
受験を控えているお子さんを持つ保護者の方はぜひ最後までご覧ください。
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高校受験の持ち物と服装について【持ち物リスト】
高校受験には必要な持ち物や決められた服装があります。
前日に慌てて準備することがないように、事前に必要なものを確認したうえで、試験当日を余裕もって迎えられるように備えておきましょう。
ここからは、高校受験の持ち物で必須のアイテムと、あると便利な持ち物について紹介します。
高校受験の持ち物として必須なもの
ということで、まずは高校受験で必要な持ち物を見ていきましょう。
ここでは、以下に5つまとめました。
高校受験で必須な持ち物
- 受験票
- 学生証
- 筆記用具
- 腕時計
- 現金
それぞれ用途や詳細を順に確認していきましょう。
受験票
高校受験の持ち物のなかでもっとも重要かつ必須の持ち物です。
受験票が雨に濡れたり、鞄の中で折れ曲がったりすることがないように、クリアファイルなどに入れて持ち運びましょう。
万が一忘れてしまった場合には、会場で再発行してもらえることがあるので、会場に到着した時点でも受験票を持ってきているか確認すると安心です。
学生証
受験票を忘れた際、本人確認をするときに必要になったり、電車やバスで学割を使っている場合には提示が必要になったりします。
日頃、中学校に毎日持っていくことを忘れてしまいがちな人もいるので、受験の際には必ず持っていくように気をつけましょう。
筆記用具
筆記用具を忘れると、周りの人に貸してもらうほかに方法がありません。
最悪の場合試験を受けられなくなる可能性もあるため、筆記用具は忘れずに鞄に入れておきましょう。
試験の途中に机から落ちたり、シャープペンシルであれば芯がなくなったりして使えなくなる可能性があることも踏まえて、普段使い慣れている筆記用具を多めに持っていくことを意識してください。
シャープペンシルだけを持っていくと芯が折れたり不具合が出たりして使えなくなることもあるので、万が一のために鉛筆も持っていきましょう。
腕時計
試験会場にはカンニング対策のために時計を設置していないことがほとんどです。
しっかり時間を確認しながら試験を受けられるように、普段使っている腕時計を持っていき、試験会場の自分の机で見えやすい位置に置いておきましょう。
アラーム機能がついている腕時計であれば、試験前までに必ずアラームを解除しておく必要があります。
現金
現金は、食事や飲み物を買う用途はもちろん、交通ICカードを紛失してしまった場合など万が一の場合に必要となります。
準備をする際に財布とともに鞄に入れておきましょう。
高校受験に持っていったほうがいいもの
ここまで、高校受験に必須の持ち物を解説してきましたが、もちろんほかにも持ち物を持っていく人はいます。
ここからは、必須とまでいかずとも、高校受験に持っていったほうがいいものを紹介していきます。
ここでは、以下に6つまとめました。
高校受験に持っていったほうがいいもの
- スマホ
- マスクなどのエチケット用品
- 持病の薬
- 折りたたみ傘
- 参考書
- あめなどのお菓子
それぞれ詳しく解説するので、順に見ていってください。
スマホ
学校や家族と連絡が必要になる場合や、電車の遅延による遅刻などの場合に備え、連絡手段としてスマホを持っていると安心です。
試験中にスマホが鳴ってしまうと試験妨害やカンニングを疑われる場合があるので、会場に入ったらスマホの電源は切っておきましょう。
マスクなどのエチケット用品
マスクやハンカチ、ティッシュなどのエチケット用品は、花粉症などで鼻をかみたいときや、雨で鞄や服が濡れてしまったときなどにあると便利なアイテムです。
また、最近ではコロナ対策のため、試験中もマスク着用が必須の場合もあるので、その場合マスクは忘れずに持っていきましょう。
持病の薬
持病のため普段から服用している薬があれば、万が一の場合に備えて鞄に入れておきましょう。車に酔いやすい人は良い止め薬も準備した方が良いでしょう。
また、頭痛薬や目薬は試験を快適に受けるために効果的なので、試験直前に身体のコンディションを整えておくためにも持っていくと安心です。
注意すべき点は、普段服用していない薬を服用した場合に副作用が出てしまう恐れもあるので、普段から服用している常備薬を持っていくのがベストでしょう。
折りたたみ傘
たとえ晴天でも、天候の急変で突然雨が降り出すこともおおいに考えられます。
雨天時に備え、コンパクトに折り畳める折りたたみ傘も持っていくとよいでしょう。
参考書
休憩時間や試験直前の空き時間などに、これまで覚えた内容を復習するために使います。
今まで使っていなかった新しい参考書を持っていっても、知識の定着には時間が足りないため、普段から使っている単語帳や復習が簡単にできるような薄い参考書を選びましょう。
ただし参考書の持ち込みを禁止している受験会場もあるため、試験要項をきちんと確認してもっていくかどうかの判断をしてください。
あめなどのお菓子
お菓子に含まれるブドウ糖は、人の記憶や認知力に影響を与える作用があります。
そのため、あめなどの持ち運びやすいお菓子を試験直前に食べることで、より脳のはたらきが活性化した状態で試験を受けられるでしょう。
また、試験が行われる冬の時期には空気が乾燥していて喉も乾きやすいため、のどあめを常備して身体のコンディションを整えておくと安心です。
高校受験の服装は基本的に制服が一番
持ち物の次は、服装について解説します。
結論からいえば、高校受験の服装は基本的に制服が一番です。
ただ、注意点があります。以下の3つです。
高校受験 服装についての注意点
- 防寒対策を必ず行う
- 体温調節ができるように薄着もする
- 面接もある場合は受験前にもう一度服装のチェックをする
それぞれ解説していきましょう。
防寒対策を必ず行う
高校受験は寒さの厳しい1月や2月の冬の時期に行われるため、万全な防寒対策が必須です。
制服のしたにヒートテックなどの防寒下着を着たり、スカートやズボンの下にタイツを履いたりなど、重ね着ではなく服の下に着る下着を工夫することで寒さを予防してください。
体温調節ができるように薄着もする
試験会場の温度は当日そこに向かうまでわからないため、防寒対策を意識するあまり服を着こみすぎると、かえって体温調節ができなくなる恐れがあります。
当日の会場の気温に対応できるように、基本的には薄着を意識して服装を選び、寒さに合わせて羽織れるものやひざかけなどを活用することがベストです。
面接もある場合は受験前に
もう一度服装のチェックをする
試験に加え面接を控えている場合には、事前に服装チェックをしましょう。
不適切な服装であれば「面接における態度が悪い」と判断されてしまうことも考えられます。
面接官に対してしっかりと良い印象が与えられるように、面接に臨む際の服装には十分に注意を払いましょう。
高校受験の持ち物と服装でNGなものはあるの?
ここまで、高校受験に必要な持ち物や適切な服装について紹介してきました。
反対に、高校受験においてNGな持ち物や服装も存在します。
持ち物や服装で学校に対し悪い印象を与えてしまわないように、高校受験においてNGな持ち物や服装について、今一度確認しておきましょう。
NGになるかもしれない持ち物
まずはNGになるかもしれない持ち物からです。
基本的に、以下の3点が挙げられます。
高校受験 NGになるかもしれない持ち物3点
- 参考書類
- スマホ
- 高度な時計
それぞれ理由等を見ていきましょう。
参考書類
参考書類は、試験会場に着いてから試験が始まるまでの空き時間や、休憩時間に学習内容を確認するための用途であれば、持ち込み可能なものです。
しかし、試験を受ける時間になっても机のうえに参考書が乗っていたり、チャックの空いた鞄のなかに参考書があったりするとカンニングを疑われる恐れがあるので、試験時間になったら参考書は鞄のなかにしまい、しっかりとチャックを閉めておく必要があります。
スマホ
近年、スマホを使用したカンニングの事例が増えてきていることもあり、スマホの持ち込みを禁止している学校もあります。
また、試験冒頭の注意事項で、スマホの電源を切るように注意を受けることも多いです。
万が一の連絡手段としてスマートフォンは必須ですが、試験のカンニングを疑われないように、試験会場に入った時点で電源を切っておく必要があります。
試験中にスマートフォンが鳴ってしまった場合、最悪試験を中断して退室を命じられることも十分にありえます。
スマートフォンの取り扱いには注意しましょう。
高度な時計
スマートウォッチなど、時計以外の機能を多く備えた時計は、スマートフォンと同様に、カンニングの恐れがあると見なされ持ち込み不可の場合が多いです。
腕時計を持っていく際には、時計以外の機能がないか確認して、できるだけシンプルな腕時計を選んで持っていきましょう。
NGになりやすい服装
次に、NGになりやすい服装も見ていきましょう。
注意しなければならない服装は主に以下の3つです。
高校受験 NGになりやすい服装
- 私服
- メイク
- 短いスカート
それぞれ解説していきます。
私服
制服が無い場合には私服でも可能な場合がありますが、基本的に高校受験の服装は中学校の制服が望ましいです。
私服の場合には、英語などの文字がプリントされていると、カンニングの恐れがあるため会場に入れない場合もあります。
私服で試験に臨む際には、英語などの文字プリントがない無地の服を選ぶように気をつけましょう。
メイク
たとえ身だしなみを整えるためのメイクであったとしても、メイクをした状態で試験に臨んだ場合には、「態度が悪い」「不適切な服装だ」など悪印象を与える可能性があります。
試験の際には、メイクはせずに普段の身だしなみで試験に臨みましょう。
短いスカート
女子の場合、スカートの長さも重要です。
膝が隠れる程度の適切な長さに調整し、短いスカートで試験を受けることのないように気をつけましょう。
高校受験の服装でOKな例とNGな例【男女別】
ここまで、高校受験の持ち物と服装でNGなものを見てきました。
ここからは、高校受験の服装でOKな例とNGな例を比較しながら、男女別に見ていきましょう。
ここでは以下の7つの観点から解説します。
高校受験 服装でOKな例とNGな例
- 髪型
- シャツ等
- ズボン・スカート
- 手元
- 靴
- 靴下
- 制服
それぞれ、OKな例とNGな例を確認していきましょう。
髪型
男子の場合髪は短く、清潔な髪型を心がけましょう。
茶髪はもちろんNGであり、スプレーなどで髪を固めるのも望ましくありません。
女子も男子も、とくに前髪は目にかからないように気をつけましょう。
女子は髪が長い場合には必ずゴムやピンで髪を留め、髪ゴムは黒や紺など目立たない色に統一しましょう。
シャツ等
男子の場合、シャツは必ずズボンのなかに入れ、ボタンは一番上までとめます。
シャツは前々日までに洗い、清潔な状態のシャツを選びましょう。
また、ベルトは目立ちやすく、派手な色やデザインのベルトはNGです。
ネクタイがある場合には、しっかりとネクタイを締めた状態で試験に臨みましょう。
ズボン・スカート
男子のズボンは、きちんとアイロンがけをして折り目がついているのがベストです。
前々日までの準備として、ズボンのアイロンがけをしておきましょう。
また、ズボンの腰履きはだらしない印象を与えるためNGです。
そして女子の場合、スカートを短くするのはNGです。
適切なスカートの長さに調整し、折り目が綺麗に見えるようにしっかりアイロンがけしておきましょう。
手元
実は身だしなみのなかでよくチェックされているのが手元です。
女子の場合、ネイルやマニキュアを塗るのはNGです。
爪は短めに、清潔なかたちに整えておくのが望ましいです。
指輪などのアクセサリーも絶対にNGなので、気をつけましょう。
靴
靴は、普段中学校で履いているシンプルで清潔な靴を選びましょう。学校指定の靴がある場合は指定の靴を履きましょう。
前々日までに靴の手入れやブラッシングをして、綺麗な状態にしておくことも大切です。
女子の場合、ヒールの高さのある靴はNGです。
靴下
男女どちらの場合でも、靴下は華美でない、シンプルな無地のものを着用します。
派手な柄がついていたり、フリルがついていたりする靴下はNGです。
女子の場合、防寒対策のためのルーズソックスもNGなので、寒さが気になるようであれば保温機能のある薄手の靴下を選びましょう。
制服
制服の襟はしっかりと正し、ブラウスやシャツにはアイロンがけをしておきましょう。
女子の場合はスカートの長さ、男子の場合はズボンの折り目が綺麗についているかなどに注意します。
ネクタイやリボンがある場合には、忘れずに着用しましょう。
制服の着崩しは避け、清潔な服装を意識しましょう。
高校受験の持ち物と服装に関するよくある質問
最後に、高校受験の持ち物と服装に関するよくある質問をまとめました。
ここでは、とくに多い以下の3つの質問に厳選して回答していきます。
- 持ち物と服装の準備は大丈夫!でも受験前日って何をすればいいの?
- 受験前日と当日に持ち物がきちんと揃っているか不安になる
- 持ち物と服装以外に当日にやっておくべきことはありますか?
それぞれ順に確認してください。
受験前日には、当日の朝慌てることのないように、試験会場までの行き方や電車の乗り換えなどをもう一度確認します。
受験当日までに、会場の下見もしておくと余裕をもって当日を迎えられます。
また、受験当日の天気なども事前に確認し、雨具を準備したり早めの電車の時間を調べたりしておくと安心です。
不安や緊張で受験前日には眠れないことも多いですが、受験前日にはいつもより早めの時間にベッドに入り、しっかりと睡眠を取ることを心がけましょう。
受験前日に慌てて勉強をするのは学力向上につながりません。
これまで使ってきた参考書やノート、単語帳を確認することにとどめ、精神を落ち着かせることに集中しましょう。
持ち物の不備が気になる場合には、事前に持ち物のチェックリストを作ったり、受験要綱の持ち物欄をしっかり確認したりして、必要なものを確実に揃えましょう。
どうしても自分だけのチェックでは不安が残る場合には、受験前日や当日の朝に家族と一緒に確認すると安心です。
持ち物と服装以外に当日にやっておくべきこともよくある質問のひとつです。
ここからは、とくに質問の多かった以下の3つの観点についてより具体的に解説していきましょう。
- 起きる時間
- 食事
- 防寒対策
それぞれ理想的な時間や食事、対策を解説していきます。
受験当日は、早めに起きて、時間的・精神的余裕を確保しましょう。
朝の時間に余裕があれば、しっかりと持ち物を確認したり、また電車やバスに遅延があった場合にも対応できたりします。
落ち着いて試験を迎えられるように、早めに起きることを心がけ、早く会場に着いたら試験会場に気持ちを慣らす時間を大切にしましょう。
朝の食事は脳のはたらきを活性化させる効果があります。
受験当日の朝も、いつも通りしっかりと朝食をとりましょう。
試験会場の席の位置や冷暖房の効き具合、換気の頻度などにより、寒い場所で試験を受けることもおおいにありえます。
防寒対策をしっかりとしたうえで、試験に臨みましょう。
また、どんな場所で試験を受けることになっても対応できるように、薄手のカーディガンやひざかけを持参し、体温調節ができるように準備しておくことも大切です。
高校受験の持ち物と服装は前日にダブルチェックを行おう!
今回の記事では高校受験の持ち物や服装について解説してきました。
受験当日の朝に慌てることがないように、必要な持ち物はしっかり確認した上で確実に準備しておきましょう。
また、受験に適した清潔な服装や身だしなみも重要です。
学校に対して良い印象を与えられるように、適切な服装で試験に臨みましょう。
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