タブレットや通信教材のメリット・デメリット、成績upできる子は?
通信教材は昔からあるので信頼度が高く、「あの教材で勉強すればグングン成績アップできるかも?」と思える魅惑的な教材です。
しかも『料金設定が安い』 『いつでもお子さんのペースで気軽に勉強できる』など、親御さんにもお子さんにも嬉しいことずくめのように感じてしまいます。
ですが勉強のやり方に正解はないので、「うちの子に合うかな?」「何やらせても続かないのよね…」など不安を感じている親御さんも多いのではないでしょうか?
そこで今日は、通信教材のメリット・デメリットと、通信教材で成績アップできる子の特徴を解説していきます。
タブレットや通信教材はお子さんに合った勉強法なのか、照らし合わせながら読んでくださいね。
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タブレットや通信教材のメリット
お子さんにタブレットや通信教材を使った勉強法が合っているかどうか知るには、教材側のメリット・デメリットを知ることで判断することができます。
以下では5つのメリットを解説していきます。
・自分の学習進度に合わせた教材を選べる
・好きな時間に自分のペースで勉強できる
・通信教材の場合→個別に添削してもらえる
・タブレット教材の場合→情報量が多い
・費用が安い
タブレットや通信教材のメリット①自分の学習進度に合わせた教材を選べる
実はタブレットや通信教材の場合、学年が同じ子たちがすべて同じ教材を使う訳ではありません。
その子の学習進度や志望校に合った教材を選ぶことができます。
もうとっくに習得している単元を学んでも復習にしかなりませんし、逆に理解しきれていない単元より先の教材で学んでも意味がありませんよね。
タブレットや通信教材の場合、そういったロスを完全に防ぐことができます。
集団授業のような場では仕方ないのかもしれませんが、こうして自分ひとりで学習する場合は、お子さんの進度に合わせた学習を進められることは大きなメリットと言えます。
もし「どの教材が自分の進度に合っているか分からない」という場合でも、相談に乗ってもらえるので安心です。
タブレットや通信教材のメリット②好きな時間に自分のペースで勉強できる
塾や家庭教師の場合は自分の都合だけで勉強することはできません。塾の時間割や先生と約束している日時に合わせて勉強する必要があります。
辛い勉強に立ち向かう場合はこういった強制力がプラスに働くことは多いのですが、人間誰しも気分が乗らない時もあるものです。
ですがタブレットや通信教材なら、自分の気が向いた時にサッといつでも勉強することができるので、「よし、やるぞ!」と勉強に意欲的なチャンスを逃さず学習することができます。
勉強には精神力が必要なので、自分の気持ちが向いている時に教材を開けるのはありがたいですね。
またタブレットなら、部活等で忙しい子はちょっと10分のスキマ時間にもサッと勉強することが可能なので、時間を有意義に使うことができます。
タブレットや通信教材のメリット③通信教材の場合→個別に添削してもらえる
演習問題を解く場合、分からない問題や間違ってしまった問題が必ずあります。それは当然なのですが、その後、その問題をどのように解決できたかによって、次のテストの点数は劇的に変わってきます。
なぜなら成績アップには、「わからない」を解決することが一番の近道だからです。
通信教材の場合は、間違った解答に対して一人ひとりに添削してくれるので、自分の弱点やミスを詳しく知ることができ、その後、どの辺りを勉強し直せばよいのかもわかるようになっています。
対面で教えてもらうと聞き逃してしまうことも多いのですが、添削は書いてあるのでそういったこともなく、いつでも見返して理解を深めることが可能なので、これは大きなメリットと言えます。
教材によっては、オンラインライブで授業が受けられる場合もあり、口頭で問題の解説を聞けるので、さらに理解を深めることができるでしょう。
タブレットや通信教材のメリット④タブレット教材の場合→情報量が多い
タブレットはデジタル機器なので、解説などの情報がいくらでも入ると言っても過言ではありません。
勉強しながらヒントをくれたり、ちょっとした知識が画面に出たりと、その情報量は莫大です。
もちろんすべての知識を頭に入れられる訳ではありませんが、お子さんが自分に必要な知識だけを選択することができます。
残念ながら一人ひとりに添削してくれる訳ではありませんが、膨大な情報量は、昨今のネット社会を生きていくのになくてはならないものです。
また自分に必要な情報を選びだすトレーニングにもなるので、ネット社会を生きていくのに必要なスキルも身につきます。
学習面では、様々な工夫を凝らした画面で、決して飽きさせない様な仕組みになっているので、あきっぽい子にもうってつけと言えます。
タブレットや通信教材のメリット⑤費用が安い
お子さんを塾に通わせる費用は決して安くなく、3年間で100万円はゆうに超えてしまいます。
費用について苦労しないご家庭は少ないので、これでは親御さんは大変な負担ですし、中には費用面で折り合わないこともあると思います。
「でも教育費については仕方ないかも…」と、何かを犠牲にしても教育費用を捻出するご家庭もあるでしょうが、すべての方がそうできる訳ではありません。
その点、タブレットや通信教材は費用を1/3程度に抑えることができるので、誰でも気軽に始めることができます。
いつも家計をやりくりしているお母さんには、嬉しいことです。
タブレットや通信教材のデメリットと対処法
次はデメリットを紹介します。タブレットや通信教材を検討している方は、お子さんがこのデメリットを乗り越えられるかどうかが、ひとつの基準になると思います。
以下から3つのデメリットを解説し、デメリットを乗り越える為の対処法を紹介していきます。
・口頭で教えてもらえないので理解に時間がかかる
・強制力がないので、やらなくなる子多数
・周囲からの刺激がない
タブレットや通信教材のデメリット①口頭で教えてもらえないので理解に時間がかかる
タブレットや通信教材は自分ひとりで気楽にやれる反面、わからないところがあっても、対面で先生から教えてもらうことができません。
その分を解説の情報量や個人に向けての添削で補っているのですが、お子さんひとりでわからないを理解するには膨大な情報の中から自分に必要な情報を選びだす力や、前の単元に遡って復習しなおす力が必要です。
こういった作業は慣れもあるので、慣れてしまえば、より理解を深めるためにその作業が必要な場合もあるのですが、いかんせん時間がかかってしまいます。
受験を勝ち抜くためには学習進度を上げていく必要があるので、理解に時間を取られてしまうと進度が遅くなってしまい、受験に間に合わなくなる恐れも…。
期日が関係なければ、ゆっくりと理解していけばよいのですが、直前に迫ったテストや受験のことを考えると、有利なやり方とは言えなくなってしまいます。
「わからない」を自分ひとりで解決する方法は?
勉強を効率的に進めるには、お子さんひとりで「わからない」を解決するスキルを身につける必要があります。
なぜなら「わからない」はどんなシーンにおいても一生涯つきまとうものであり、それを解決する能力こそが、勉強においても、社会に出てからでも絶対的に求められていることだからです。
勉強の場合は教科書という教本があるので、わからないところがあれば、まずは該当の単元の教科書をよく読んでみることです。
教科書は誰にでも理解できるように出来ているので、必ずヒントが見つかります。
もし、今読んでいる単元にヒントがなければ、思い切って前の単元、前の学年まで戻って「わかる」ところから教科書を読んでみましょう。
特に数学と英語には勉強につながりがあるので、わからないをそのままにして前に進んでも、絶対に理解を深めることはできません。
数学と英語は階段を一段一段、確実に上っていかないと理解できないようになっているのです。
これらのことを考えると、戻って勉強するのは遠回りでも何でもなく、一番近道の勉強法と言えます。
「わからない」があったら、「わかる」ところまで戻って勉強することを覚えておきましょう。
タブレットや通信教材のデメリット②強制力がないので、やらなくなる子多数
タブレットや通信教材は自分のペースで気楽に勉強できるのはよいのですが、反面、強制力がないので、かなり強い意志をもって勉強にのぞむ必要があります。
勉強が得意な子ならこうした勉強法でも、こなすスキルを身につけている場合が多いのですが、勉強が苦手な子は強制力がないと勉強をしなくなる恐れもあります。
そもそも、勉強に強制力が必要ないなら、極論ですが学校もテストもいらなくなるはずです。
しかし多くの子が強制されないと、なかなか勉強に取り組むことはできません。
なぜなら勉強とは自分との闘いなので、かなり辛い作業であることは確かだからです。
こうした理由からタブレットや通信教材は三日坊主になってしまう可能性が高いです。
強制力がないことは、タブレットや通信教材の大きなデメリットと言えます。
自分ひとりでも机に向かう習慣を身につけるには?
勉強は毎日コツコツやることが何より効率的な勉強法で、これがなければ成績アップは望めないと言っても過言ではありません。
勉強が得意な子は必ずと言っていいほど、このやり方をしっかり身につけています。
こう聞くと「じゃあ、誰にでもやれることじゃないんだな」と思ってしまうかも知れませんが、実は誰にでもできて、とっても簡単なやり方があります。
一日数分間だけでよいので、毎日、学校の授業の予習と復習をするのです。
「えー、めんどくさい」「うちの子には無理」と思うかも知れませんが、教科書を読み返すだけでよいのです。
今日習った単元の教科書を読む。明日習う単元の教科書を読む。
これだけなら数分で終わってしまいます。これなら誰でもできると思いませんか?
こうすると教科書を何回も読むことになるので理解を深めるのに最適ですし、明日の授業も興味を持って聞くことができるようになります。
なぜなら予習として教科書を読めば「ここがわからない」という箇所が発見でき、そうなれば授業中、「あ、ここは昨日わからなかったところだ」と先生の話を理解しようとして聞く姿勢が生まれるからです。
たったこれだけで教科書の理解度は飛躍的に変わりますから、ぜひ試してみてください。
教科書さえ理解できていれば、学校のテストは簡単に高得点が取れようになっています。
タブレットや通信教材のデメリット③周囲からの刺激がない
人間は周囲からの刺激を受けることで心が動き、それをモチベーションとして頑張ることができる生き物です。
学校でも部活でも、誰かの頑張る姿を見れば「自分もやるぞ!」とやる気になり、クラスの平均点を聞けば「今回はダメだった、次回こそ…」と反省と考察を繰り返します。
タブレットや通信教材は、そういった刺激が皆無です。
ですから「ハッ」と気が付いた時には、自分のペースでのんびりしすぎて志望校のランクが落ちていたなんてことにもなりかねません。
これは気が付きにくいことですが、始めてみるとその怖さにやっと気が付くという、深みにはまりやすいデメリットです。
自分のランクを下げないようにするためには?
せっかく辛い勉強を自分の意志で続けているのに、志望校のランクが落ちてしまうなんて、もったいなさ過ぎます。
そうならないよう、テストが返ってくるたびに自分の目標を確認し直しましょう。
将来つきたい職業→そのために入るべき第一志望校→必要な偏差値と内申点の考察と確認→自分のテストの点数
この作業をすべてやれば、『自分は今、何をしなければならないか?』がハッキリ見えてくるはずです。
苦手科目を頑張って10点アップすべきなのか、得意科目で20点アップを目指せるのか等、必要なことは人それぞれですが、必ず『今やるべきこと』がありますから、常にそれを意識して勉強するようにしましょう。
漠然と頑張るのか、意識して目標値に向かうか、この差はすごく大きいです。
目標の確認作業はお子さん1人では難しいので、親御さんが一緒に手伝ってあげるようにしてください。
これを一緒にやると、テストのたびにお子さんと進路について共同意識が持てるようになります。
タブレットや通信教材で成績upできる子の特徴
メリット・デメリットがはっきりわかったので、タブレットや通信教材を使った勉強法が向いている子の特徴を上げていきます。
メリットを活かしデメリットを乗り越えられる子なら、タブレットや通信教材でグングン成績を上げることが可能です。
ぜひ、お子さんを思い浮かべながら以下の項目をチェックしてみてください。
成績upできる子チェックシート
□自分のペースで一歩一歩、確実に進みたい
□目標や進度に合った教材を使いたい
□理解に時間がかかるので、ひとりでじっくり勉強したい
□勉強や進路に強い目的意識がある
□人間関係の摩擦に弱く、ひとりの方が頑張れる
「どうしよう…うちの子自分ひとりで勉強なんかできない」という人は
ここまでお読みになり、以下のように感じる親御さんも多いのではないでしょうか?
「教材だけだと挫折しそう…」
「わからない所が多いから教えてもらえないとダメかな」
「勉強嫌いだからひとりでなんて到底ムリ」
もしお子さんがこのような状態なら、私たち家庭教師のあすなろまでお電話ください!
私たちは、「今からでも勉強は間に合う!」「自分でもできる!」「少しずつでもいいんだ!」 と、お子さん自身が一歩ずつ確実に、自信を持てるよう指導していくことが得意な家庭教師です。
勉強が遅れてしまった子にはいきなり「学校の授業」に焦点を当てるのではなく、お子さんの気持ちの寄り添った「段階を踏んだ指導」が大切です。
勉強以前のことにも少しずつ慣れてきたら、お子さんの状況(段階)に合わせて、勉強方法を変えています。
だからこそ、「誰が、どのように教えるのか」そして「お子さん一人の時の勉強のやり方」に徹底的にこだわって全力でサポートしています。
お子さんに感じてもらいたいのは、自分の努力で結果を出す小さな成功体験の積み重ね。
「焦らず・ゆっくり・根気強く」お子さんのペースで「勉強の遅れを取り戻す」指導ができるのが、家庭教師のあすなろの【他にはない強み】です。
一緒に楽しく学びませんか?お電話お待ちしております!
お子さんの勉強でお困りのお母さんへ
- ゲームやYouTubeばっかりで全然勉強しない
- 勉強のやり方がわかってない
- テストではいつも平均点以下…
- 塾に行っても、なかなか結果が出ない
- 通信教材も三日坊主。どんどん溜まっちゃう
- 不登校や発達障害で勉強が遅れている
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