【中2学年末テスト】勉強が苦手な子でも80点以上を狙える勉強法!
「中2の学年末テストって難しいの?」
「そろそろ内申点をあげていかなくちゃ」
「なんとか学年末テストで80点以上取りたい!」
こんなことでお悩みではありませんか?
ですが実は!
中学校2年生の学年末テストは意外と対策がしやすく、80点以上を取る絶好の機会とご存じですか?
なぜなら1年生のころと比べると、数学の難易度は一気に下がっているので、平均点も急上昇しているんです。
とは言え、冬休み前から少しずつ準備をしておかないと、点数を落としてしまう原因になってしまうので、もちろんテストに向けた勉強は必須です。
そこで今日は、2年生の学年末テスト予想範囲をお伝えしながら、対策方法までを網羅的にお伝えします。
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中学2年生の学年末テスト予想問題とは!?
中学校2年生の冬休みが終わると、学年末テストがどんどん迫ってきます。
1年生のときに経験したことのある学年末テストながら、どんなテスト範囲で、どんな問題が出題されるのか、誰もが気になるところではないでしょうか?
そこで、まずは教科別に予想問題を考えてみました。
とはいえ、国語についてはどの学校でも授業進度がバラバラで出題される問題も異なるため、どのようなポイントに絞って勉強すればいいかだけを伝えている点には注意してください。
中2学年末テスト予想問題①国語
中学校2年生の国語の学年末テストで必ず出題される問題は、読解問題です。
1年生の頃は漢字問題を必ず取得しましょうとお伝えしていますが、2年生では受験を見据えて、読解問題の点数もあげなければなりません。
国語の定期テストで出題される読解問題は、あらかじめ先生が解説したことのある文章なので、少なくとも60~80%の点数を取得できるようにしておきましょう。
またその他の暗記問題、たとえば漢字や文法問題は、80%以上の点数を習得しておくと、少なくとも60点以上は確保できるはずです。
とはいえ、古文・漢文といった暗記がメインになる場合には、平均点も高くなる傾向にあるので目標は80点以上になります。
中2学年末テスト予想問題②数学
国語の基本的な方針をお伝えしたところで、数学から具体的なテスト予想範囲をお伝えしていきます。
中学校2年生の学年末テスト数学では、以下のような範囲が出題されると予想できます。
【図形分野全て・確率(中学校1~2年生の総復習含む)】
1年生の頃と同様に図形分野がほとんどを占めますが、角度を当てる問題などいくらか難易度は下がっています。
具体的な予想問題としては次のような問題が出題されるでしょう。
「正五角形の内角の和を求めなさい」
ただし、図形問題では証明が入ってくる点に注意が必要です。
たいていの場合、最後の大問は証明を最初から最後まで行う問題があり、得点も8~10点と高めです。
証明問題は練習していなければ難しいと感じますが、1年生の平面図形や空間図形の問題と比べると意外と簡単なのです。
そのため、平均点も高くなりやすい傾向にあり、どれだけ図形が苦手でも、60点以上の点数は取るようにしてください。
中2学年末テスト予想問題③理科
続いて理科のテスト予想範囲は次の通りです。
【地学分野全て】
理科で学ぶ範囲はほとんど1年生と変わりませんが、地学分野は天気の移り変わりや湿度の変化が問われます。
どのような問題が出題されるかというと、以下のようになります。
「25℃で12.8g/m3の水蒸気をふくむ空気がある。この空気の湿度を求めなさい。
なお飽和水蒸気量は23.1gとする。」
このように、人口密度や濃度の計算などで頭を悩ませる割合の問題が出題されるようになります。
もちろん割合の計算方法を理科で教えてくれることはないので、苦手な場合には冬休み中に、小学校5年生あたりまで戻って勉強しておく必要があります。
その他にも風向きを当てたり、前線名を覚えたりと、地学分野は覚えることが非常に多いことも心得ておきましょう。
中2学年末テスト予想問題④社会
社会の学年末テスト予想範囲は、歴史のなかでも近代以降となってきます。
進度が早い学校だと、第二次世界大戦などの昭和史も完了させてしまっている場合があります。
社会は歴史分野となるため、地理のように推測する問題はほとんどでてきません。
ですが逆にいうと、暗記だけで点数が取れてしまうということなので、社会が苦手だなと感じている子は、暗記を頑張れば点数を上げることが可能です。
もちろん近代以降の日本史だけでなく、アメリカやヨーロッパの一部世界史も含まれているため、覚えるのに苦労することもあります。
ただ、入試に出題される可能性の高い分野でもあるので、完璧に覚えておくと、定期テストだけでなく、入試の得点力アップを目指すことができます。
中2学年末テスト予想問題⑤英語
英語も国語と同様に学校によって進度が異なりますし、採択されている教科書によって学年末で学ぶ範囲が異なってくる点に注意しましょう。
その上でテスト予想範囲をお伝えすると、次の通りです。
【as~as・Thisshirtistoo・比較表現・受動態】
このように、中学校英語でも比較的難しいであろう分野に入ってくる点に注意が必要です。
たとえば、受動態の場合「~される」といった表現があれば、「be動詞+過去分詞+by」といった方法で表現します。
ただ、この範囲だけ出題されるのであれば対応も簡単なのですが、学年末テストでは比較級もあわせて出題される点に注意しましょう。
1つ1つの文法は簡単でもあわせて出題されるようになると、途端に難しくなるため、きちんとした対策を取ってください。
中学校2年生の学年末テストで80点以上を狙う勉強方法
ここまでテスト予想範囲をお伝えしてきましたが、気になるのは、『これらの予想問題をどのように攻略していくのか?』です。
具体的な方法をお伝えすると次の通りです。
● 冬休み期間から準備を行う
● テスト1ヶ月前から学校教材を三周できるようにする
● 提出物は必ず提出する
● 中学校2年生は受験を意識した得点を目指していく
● 中学校1年生の頃よりは少しだけ数学が優しくなる可能性が高い
● 2学期中間・期末が悪かった場合挽回の可能性があると知る
それぞれ解説していきます。
80点以上を狙う勉強方法①冬休み期間から準備を行う
中学校2年生の学年末テスト対策は、1年生とほとんど変わりはありません。
当然、2学期期末テストが終わったあとの学習範囲も、学年末テスト範囲に入ってきます。
そのため冬休み期間中はテスト対策に全力を傾けたいところですが、冬休みは1年生と2年生の総復習を行ってください。
これではテスト対策にならないのではないかと思われるかもしれませんが、学年末テストではこれまでの総復習問題が出題される可能性もあるので、これがテスト対策になります。
逆にいうと、冬休み期間中に今までの総復習ができていないと、学年末テストで総復習問題が出てきたとき解答できません。
そのため、焦る気持ちがあっても。総復習を必ず終わらせておきましょう。
80点以上を狙う勉強方法②テスト1ヶ月前から学校教材を三周できるようにする
冬休みが明けたらテストがいつあるかを確認し、1ヶ月前からテストの準備期間に入りましょう。
1ヶ月前というと、「テスト期間としては早すぎるのではないか?」と疑問に思うと思います。
しかし、12月から2月までの勉強範囲を学年末テストで一気に出題されるとなると、提出物の範囲も広くなることもイメージがつきやすいはずです。
ですから学校の教材に出題されている基本問題をきちんと解けるようになるためにも、1ヶ月前から準備するというのが現実的なラインであると考えてください。
もちろん部活の都合や家族の行事ごとなどでうまく時間が取れないお子さんもいます。
そんなときには、通常よりも早くテストの準備を行い、学年末テストに備えましょう。
80点以上を狙う勉強方法③提出物は必ず提出する
当然のことではありますが、学年末のテスト発表時に出題される課題は、必ず提出しましょう。
平均80点の得点を超えるためには、学校の課題をきちんと終わらせておく必要があります。
先ほどもお伝えしたように、学校の教材は三周行なっておく必要があるので、提出期限を守れば自動的に課題は提出できると思います。
学校の課題や提出物は、80点以上を目指すのであれば、できるのが当たり前ということです。
ただし、60点以上を目指すお子さんは、まず課題を1周するところからスモールステップで進めていくことをおすすめします。
80点以上を狙う勉強方法④中学校2年生は受験を意識した得点を目指していく
2年生の学年末テストでは復習問題も出題される可能性があるので、受験を意識した得点を目指していきましょう。
受験を意識した得点とは、基本問題と標準問題は当然解けて、実力問題にもチャレンジできている状態を指します。
学年末では復習問題も、ある程度、得点できている状態を指しています。
このように受験学年一歩手前だからこそ、受験を意識して定期テストに取り組むと、得点アップにつながります。
80点以上を狙う勉強方法⑤中学校1年生の頃よりは少しだけ数学が優しくなる可能性が高い
冒頭部分でお伝えしましたが、学年末テストでは中学校1年生の頃より数学の問題が優しくなる可能性があります。
というのも、角度問題や証明問題がメインになり、1年生のころのように小学生での苦手を抱えたままのお子さんが少なくなるからです。
もちろん新しい知識を学ばなければならないですし、証明問題は数学では全く新しい分野になります。
ただ、1年生のころのような空間図形を扱うことはほとんどないので、図形に苦手意識のある子は、学年末テストで「意外と図形ができた!」と成功体験を積めるように努力してみましょう。
80点以上を狙う勉強方法⑥2学期中間・期末が悪かった場合挽回の可能性があると知る
なぜここまで学年末テストで80点以上を取る方法をお伝えしているかというと、1学期・2学期と比べて短期決戦になるからこそ、いい内申点として挽回できる可能性が高いからです。
1・2学期であれば当然二回のテストで評価しなければなりませんが、学年末テストはたった一回のテストで評価されます。
このように長い期間を掛けて評価されるよりも、一回という短期のほうが目標にしやすく、劇的に改善できる可能性も高まります。
ですから、2学期中間・期末が思った以上に悪かったお子さんは、期末テスト後から目標を立てて学年末テストに臨みましょう。
中学校2年生の学年末テストの特徴
ここまで中学校2年生の学年末テストで80点以上を取る方法をお伝えしてきました。
ここからは、国語を除く各教科の特徴を確認していきましょう。
具体的には次の通りです。
● 数学は平均点が上がるから高得点必須
● 理科は冬休み中に割合の計算のマスターを
● 社会は受験を意識する
● 英語は今までの成果を試されやすいテスト範囲になりやすい
● 全体的に見ると中学校1年生用理も長時間の勉強が必要になる
それぞれ解説していきます。
中2学年末テストの特徴①数学は平均点が上がるから高得点必須
数学は1年生のころと比べると格段に優しくなることは、先ほどお伝えしました。
角度の問題や図形の特徴を捉えて辺の長さを答える問題など、小学生でも解ける可能性のある問題が多いです。
そのため、数学の図形が苦手なお子さんであっても基本問題をきちんと押さえ、60点以上の点数を目指しましょう。
もちろん60点以上を取得するには、証明問題も1問は正解できなければならないので、得意分野を決めて演習を行っていきましょう。
中2学年末テストの特徴②理科は冬休み中に割合の計算をマスターしておこう
理科の学年末予想問題では、割合の計算が必ず出題されます。
とくに湿度の問題では、化学の濃度と同様に苦手なお子さんが多い割合の考え方が必要です。
もちろん公式を丸暗記すれば対応可能ですが、割合の考え方さえわかっていれば公式を覚える必要もありません。
そのため、割合の計算が苦手だなと感じるお子さんは、小学校5年生くらいに戻って割合の計算をやり直し、1年生の文字式や方程式で応用問題を解きます。
このようにすると、理科の計算問題を数学の問題と捉えやすく、暗記に頼らなくても簡単に解けるようになります。
また、湿度が出てくる分野は暗記や簡単な足し算・引き算で対応できる問題も多いので、割合の計算がどうしてもできなければ、後回しにして知識を詰め込んでもいいでしょう。
中2学年末テストの特徴③社会は受験を意識する
社会のテスト範囲では、受験にも出題されやすい近代が出題されます。
たとえば、「第二次世界大戦が引き起こす原因となった国はどこか?」といった典型問題はすぐに解けるようにしておきましょう。
また、枢軸国と連合国といった名称や、そのなかの構成国など複雑だからこそ、受験にも出題されやすいと考えると、定期テスト対策が受験対策にもなって一石二鳥になります。
このように社会の定期テストは、2年生の学年末以降受験と直結するようになるので、いつも以上の勉強をするようにしてください。
中2学年末テストの特徴④英語は今までの成果が試されやすいテスト範囲になりやすい
英語のテスト範囲は、今までの成果が試されやすい範囲です。
というのも、比較級や受動態などの文法は、今まで習ってきた単語を覚えているかの問題にも直結するからです。
たとえば、tall(高い)やmake(作る)といった基本的な英単語を忘れているようであれば、冬休みに英単語の勉強をきちんとしておく必要があります。
それに加えて、動詞の変化や形容詞の変化が問われる問題ばかりなので、意外と覚えることは膨大です。
また、2年生最後の文法までを学んだため、学校の先生によっては実力問題を多数出題するかもしれません。
このように英語は今までどれだけ英単語や文法を積み上げてきたかが問題になりやすいので、冬休み期間中の復習も必ず取り組んでおきましょう。
中2学年末テストの特徴⑤全体的に見ると中学校1年生よりも長時間の勉強が必要になる
たしかに数学の問題に関しては1年生と比べると簡単になりますが、全体的な難易度は1年生の頃と比べると格段に上がっています。
そのため、部活は忙しいながらも1年生よりも長時間の勉強は必須です。
中学校2年生の3学期となると、部活の新体制も固まり、いざチームで頑張っていくぞとなりやすい期間です。
ですが、そのなかでも常に勉強は忘れず、バランスを取りながら進めることを忘れないでください。
中学校2年生の学年末テスト勉強計画
最後の項目では中学校2年生の学年末テスト勉強計画をお伝えしていきます。
具体的には次のように、冬休み前・冬休み中・冬休み明けの三段階です。
● 冬休み前のテスト範囲も頭に入れておく
● 冬休み中は今までの総まとめと受験対策を行う
● 冬休み明けからすぐに勉強をスタートする
それぞれ解説していきます。
中2学年末テスト勉強計画その①冬休み前のテスト範囲も頭に入れておく
学年末テストの勉強計画の一つ目は、冬休み前の学習範囲も復習しておくことです。
学年末テストの範囲は12月前半から2月後半程度までの範囲となり、およそ3ヶ月の勉強期間があります。
冬休み期間を挟むと頭のなかがリセットされてしまい、12月に学んだことを忘れがちです。
ですから、冬休み前の勉強範囲もきちんと復習しておき、テスト前にもう一度確認できるようにしておきましょう。
中2学年末テスト勉強計画その②冬休み中は今までの総まとめと受験対策を行う
続いて冬休み中は、今までの総まとめと受験対策を行っていきましょう。
繰り返しになりますが、学年末テストでは復習問題が出題される可能性が高いですし、一部では実力問題として受験問題も出題されるかもしれません。
それに、冬休みに今までの苦手を克服する受験勉強をしておけば、地学の湿度の問題も簡単に解けるようになります。
このように冬休みは学年末テストの勉強をするのではなく、出来る限り、復習や受験対策に使うようにしてください。
中2学年末テスト勉強計画その③冬休み明けからすぐに勉強をスタートする
冬休みが明けたらすぐに実力テストが待っていると考えられますが、実力テストが終了次第、すぐに学年末テストの勉強をスタートしましょう。
というのも、2月末をテストとすると、1ヶ月そこそこしか時間が残されていないからです。
それに加えて課題の提出範囲も多くなるので、テスト1週間前の勉強では間に合わなくなる可能性のほうが高いです。
このような事態を避けるためには、冬休み明けすぐ、もしくはテスト1ヶ月前からの勉強が欠かせないと考えてください。
学年末テストさえ乗り切れば、その後は進級し次のテストは比較的簡単な1学期中間テストが待っているだけなので、頑張りどころです。
中学校2年生の学年末テストは、今こそ勝負の時期!
中学校2年生に学年末テストについて詳しくお伝えしてきましたが、予想問題を見るとかなり難しいテストが予想されます。
とは言え、数学は中学校1年生と比べれば簡単になりますし、社会は歴史のみなので、比較的得点が簡単です。
そのため、3年生という受験学年に向かって勉強のはずみをつけるために、中2の学年末テストは絶好の機会といえるでしょう。
学年末テストは比較的長期間の勉強時間が取れるテストでもあるので、冬休み前から徐々に準備をし、テスト1週間前には標準問題の得点率100%を目指して頑張ってください。
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