不登校の子の元気を取り戻せる、散歩の3つの楽しみ方
不登校の子には「散歩させるといい」と言われますが、中学生にもなったお子さんに「散歩してきたら?」と声をかけても、素直に行くとは限りません。
ましてや、何をするのにもだるいと感じる不登校の子にとっては、散歩ひとつとっても敷居の高いもの。
ですが親御さんにしてみれば、「家の中に籠っていないで欲しい」「なるべく気分転換して欲しい」と切実に願ってしまいますよね。
そこで今日は、不登校の子とご家族の方にオススメしたい、歩の楽しみ方を3つご紹介します。
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不登校の子の元気を取り戻せる、散歩の3つの楽しみ方
散歩の3つの楽しみ方①:お気に入りの場所をみける
目的もなくぶらぶら歩いて楽しめるのは、散歩の達人です。
「散歩なんてかったるい」というお子さんには、散歩の立ち寄りゾーンをたくさん見つけてあげましょう。
美味しいラーメン屋さんに行って、たまには一人で外食してもいいでしょうし、もし地域猫が集まっているような場所なら、猫たちに差し入れをもっていってあげるなど、散歩中の楽しみたくさん作ってしまうのです。
これを実行するには、先にご家族の方がそんな場所を見つけて、お子さんに教えてあげる必要があります。
つまりご家族の方から先に、散歩を楽しむ習慣を作ってしまうのです。
そして自分が見つけたお気に入りスポットを、家でさりげなく話題にしてください。
「今日ね、すっごく美味しいラーメン屋さん発見した!」
「茶色い屋根の家の向こうに、にゃんこのたまり場があったよ」
そんな会話が食卓でかわせれば、お子さんの耳にも入ります。
お子さんが出かける気配がない時は、ご家族の方が「美味しいラーメン食べに行こうよ」と誘ってあげてください。
すぐには無理でも、少しずつお子さんをその気にさせましょう。
散歩の3つの楽しみ方②:ブログに写真をアップする
きれいな空や珍しい虫、面白い雲、コンクリートに咲く花…。
散歩をしていると、普段見られない景色に出会えます。
その写真をブログやSNSにアップしてみてはどうでしょうか?
不登校になってから、お子さんは外とのコミュニケーションが激減しています。
たとえネットの世界でも、コミュニケーション能力を高めるチャンスになりますし、何より自分の行動に対して「いいね」をもらい、「いつも素敵な写真をありがとうございます!」と褒められれば、心の中が暖かくなります。
これもお子さんにストレートに伝えても、お子さんは反応してくれないかもしれません。
そんな場合は、例えば人気ブロガーを見つけて「将来はこういう事でも仕事になるね」と言ってあげたり、親御さんが散歩日記をブログにして見せてあげてください。
注意点として、SNSに投稿する場合はトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、場所を特定されないよう気をつけてください。
散歩の3つの楽しみ方③:家族のコミュニケーションの時間にする
先ほどからオススメしていますが、散歩の時間をご家族のコミュニケーションの時間にしましょう。
親御さんの会社であった面白いエピソードを聞かせてあげてもいいですし、兄弟で親に聞かれたくない対話をするのも楽しいですよね。
今はご家族全員が、不登校になってしまった子の為に団結する時です。
親御さんはもちろんですが、兄弟やもし近所に親戚の方などが住んでいるなら、お子さんを散歩に誘ってもらえるよう、支援をお願いしましょう。
ご家族やご親戚の方にとっても散歩の時間は、かけがえのない思い出を作れる貴重な時間になるはずです。
散歩の楽しさをお子さんに体験させてあげれば、あとは一人でも出かけるようになります!
不登校の子には以下の理由から、散歩が効果的と言われています。
・ひきこもりを防ぐ
・運動不足を解消させる
・生活リズムを整える
・セロトニンを分泌させ、精神的ストレスを減らす
でもこのような効能をお子さんに教えても、「そっか!じゃ散歩しよう」とはなりません。人を行動させるには、感動が必要です。
その感動を、まずはご家族の方がたくさん、お子さんに体験させてあげてください。理屈ではなく、「散歩は楽しい」「散歩って面白い」とお子さんの心が動けば、あとはほっといても子どもは外に出かけていきます。
お子さんが楽しめる散歩の方法を、ご家族みんなで見つけてあげてくださいね。
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