子どもへの対応

いじめが原因で不登校になってしまう場合のサインの見つけ方と対処法

この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

不登校訪問専門員の柳です。
中1のお子さんであっても、もうすっかり学校生活になじみ、部活やテスト勉強に忙しい頃だと思います。

しかし、なじんだ今の時期は、いじめが起きやすい時期。

いじめが最も起きやすい時期は5月、6月。
次にいじめが起きやすいのは10月、11月と言われています。

それが原因で、

  • 友だちとうまく人間関係が築けなかった。
  • 今まで友だちだった子とうまくいかなくなってしまった。

こんな悩みを持つようになるのが、今の時期なのです。

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「いじめられているサイン」を見逃さないで!

学校でいじめにあっていても、それをなかなか

  • 言い出せない
  • 言えない
  • 言いたくない

そういったお子さんは実は多いのです。

ですが、必ずお子さんからの「サイン」は出ています。
食欲がない。気分が悪そうな上に不機嫌、イライラ。兄弟にやつあたり。言葉が乱暴になったり…。
お子さんの様子であてはまることはありませんか?
思春期で多感な時期でもあるので、必ずしもこれらが「いじめられている」サインだとは言い切れませんが、中でも特に気を付けていただきたいサインがあります。

それは
弟や年下の子、ペットに対しての意地悪・弱い者いじめ
です。

これは強力なサインです。
このような態度が見られたら「もしかしたら、学校でいじめられているのかな」と捉えてください。

いじめのサインを見つけた場合の対処法

決して、頭ごなしに叱らず、じっくり話を聞いてみましょう。
これがまず大前提です。

親は自分の味方、信頼していいんだと思えるような安心感を与えることがお子さんを救う術なのです。

くれぐれも、
「それくらいのこと社会に出たらいくらだってあるんだ」
「そんなんでどうする」
「くよくよしないでがんばりなさい」

などと言わないようにしてください。

「もう親に話しても意味はない」
と感じてしまうこともあるのです。

まずは、お子さんの話をしっかり聞いてあげることが大切なのです。

ここで、以前

というお話をさせていただきました。

保護者の方は子どもの話を十分聞いてあげていると思っていても、肝心の本人はそう思っていないお子さんが半数以上もいるのです。
お子さんが「しっかり話を聞いてもらえた」と満足できるように、話を聞いてあげてくださいね。

家庭教師という第三者の存在も、「いじめ」や「不登校」で悩んでいるお子さんにとって力強い存在になれます!

特にあすなろの先生は大学生が中心なので、お子さんと歳の近い分、話しやすい・相談しやすいという声もいただいています。

少しでも心配な事、不安なことがあれば、いつでも私たちにご相談くださいね。

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この記事の著者

柳 聡明 / 不登校訪問専門員

とにかくサッカー漬けの毎日。8歳からサッカーを始め大学でもサッカー部に所属していました。高校は県でも有数の進学校にスポーツ推薦で入学。なので、授業についていくのにも必死。最初の定期テストでは赤点も3つ…。この成績が続くと部活もクビに…。なんとかしなければと、登下校の時間やスキマ時間を使って、勉強と部活の両立の方法を考え乗り越えてきました。こうした自分の経験も活かして、勉強で困っているお子さんを一人でも多くサポートしていきたいと思います。

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