発達障害の子が無理なく郊外学習を楽しむための工夫
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発達障害の子が無理なく郊外学習を楽しむための工夫
発達障害をかかえながらも、普通学級で生活をしている子どもたちは多いです。
そんな子どもたちにとっては、校外学習や運動会などの特別な行事が苦痛になることも。
なにかと苦手が多くなりやすい発達障害ですが、せっかくの学校行事を楽しんでほしい気持ちもありますよね。
そこで今回は、発達障害でも校外学習を楽しむためにできることを紹介します。
1.発達障害の子どもが校外学習を苦手とする理由
1-1 見通しがもてない
発達障害の子どもたちの多くは、毎日同じルーティーンを繰り返すことが得意で、「臨機応変」がとても苦手です。校外学習は、持ち物や行動の全てが特別で、普段とは異なります。また、トイレのタイミングや食事の時間などが急に変更になることもありますよね。そうすると次の行動の見通しがもてなくなり、パニックになってしまうこともあります。
1-2 刺激が多くてつらい
感覚過敏をもつ場合は、学校外での活動自体に苦痛を感じる場合があります。先生や友達の声に加え、乗り物の音や街を行き交う人々の喧騒など、耳から入る情報がとても増えるからです。先生の指示や友達の問いかけが耳に入らず、どうすればいいのか分からなくなってしまうこともあります。
1-3 お風呂や布団の違いが不安
宿泊がある校外学習の場合は、特に不安が強くなりがちです。普段と違う環境で過ごす夜は、通常発達の子どもでも、とても不安なもの。いつもと違うお風呂、布団、枕。こういった環境の違いが、強い不安をかかえる原因となります。
2.発達障害の子が校外学習を楽しむための工夫
2-1 行程を細かく伝える
日帰り程度の校外学習の場合、出発時間と帰校時間だけを知らされ、細かい行程は伝えられないことがあります。それでは行動の見通しがもてないので、できれば細かい行程表ももらうようにしましょう。バスには何分くらい乗るのか、昼食の時間は何分あるのか、トイレ休憩は何回あるのか、こういったことをなるべく伝え、行動の見通しがもてるようにしましょう。
2-2 イヤーマフを持参するなど、受ける刺激を減らす
発達障害の子どもたちのために、ノイズキャンセラーつきのイヤホンやヘッドホンが開発されています。普段の学校生活では不要でも、校外学習へ行くときにはあった方が安心かもしれません。使用したい場合は担任と相談し、クラスメイトへの理解も求めるようにしましょう。
2-3 安心グッズを持たせる
宿泊に不安がある場合は、いつも眠るときに持っているタオルや小さなぬいぐるみなどを「おまもり」として持たせる方法もあります。これも担任やクラスメイトの理解が必要ですので、事前に相談するようにしましょう。「このタオルがあれば大丈夫」と思うことができれば、不安も和らぐはずです。
3.不安な気持ちが強い場合は、お休みもアリ!
発達障害の子どもたちが校外学習を楽しむためにできることを紹介しましたが、無理やり行かせることもありません。
どうしても不安が強い、校外学習を休みたがる、パニックを起こしてしまうかもしれない、という場合は、無理をせずに休ませることも考えてください。楽しんでほしいと思っている校外学習が苦痛となり、トラウマになってしまうのは避けたいですよね。
出来る限りの配慮をお願いしながら、みんなが楽しい校外学習になるようにサポートしたいですね。
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