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発達障害の子の習い事。選び方と継続のさせ方、オススメは?

この記事の著者

田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者

「うちの子にもできる習い事って、どんなこと?」とお悩みではありませんか?

お子さんが発達障害だからこそ、いろんなことを体験させ、発達の凸凹を少しでも支えて成長させてあげたい!と思いますよね。

とは言え発達障害の特性を考えると、どんな習い事でも楽しく続けられる訳ではありません。

今日は発達障害の子にオススメの習い事と、その理由をわかりやすくご説明します。



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発達障害の子の習い事の選び方

その1 苦手を避ける

発達障害の多くの子は、以下のようなことで悩んでいます。

・みんなと同じにできない
・自分のペースでやれない
・先の見通しが立てられない
・人が多くて集中できない

発達障害の子は、誰かと一緒にやらなければならないことが苦手です。あくまでも自分のペースでやれることがいいのです。

このように習い事を選ぶ場合は、お子さんの苦手なことをよく見極める必要があります。例えば「じっと座っているのが苦手」なら、「思いっきり身体を動かせるスポーツなら楽しめるかも?」ということなりますよね。

まずはお子さんの苦手なことを、日常生活の中からじっくり見極めてあげてください。



ズバリ!発達障害の子にオススメの習い事は?

・水泳
・体操
・楽器
・絵画
・歌

これらの習い事の共通点は、自分の好きにやれること。誰かが決めたルールに縛られず、自分の才能や集中力を思う存分に発揮できれば、発達障害の子は大いにその才能を開花させます。

お子さんの特性によっては「大きな音が嫌い」「水着のぴったりした感触がイヤ」など好みがありますから、細かな点まで注意してあげてください。



その3 注意点

習い事なら、習ってみてダメならやめればいいのですが、なるべく挫折感は味あわせたくないですよね。そこで本格的に始める前に、以下の点にも気を配ってあげてください。


・お子さんが興味をもっているか?
周囲の大人がどんなに「良いこと」と思っていることでも、お子さん本人の興味が向いていなければ強制になってしまいます。あくまでも、お子さんが「やってみたい!」と思うことにしましょう。


・待ち時間がないか?
指導者とマンツーマンでやれる習い事だとしても、前の子が終わるまで待たなければならないような状況は苦手です。指導者と連絡を取り合い、待ち時間がない状況を作ってあげてください。


・指導者は発達障害に理解があるか?
どんなにお子さんが「やりたい!」と言っても、指導者が発達障害の子に理解を示してくれないような習い事は避けましょう。
発達障害の知識があるかどうかではなく、《一人ひとりの個性を認めてくれる人かどうか?》を見極めてあげるのがポイントです。


・学校などで環境の変化がない時期か?
発達障害の子は、環境の変化が苦手です。学年が変わる4月はもちろんですが、学校行事の多い時期などもお子さんの気持ちが不安定になりがち。その時期が終わって気持ちが安定したなと思えた時、新しい習い事を始めるようにしましょう。



発達障害の子は、習い事で自信をつけることができます!

発達障害の子には、発達障害の子しか持っていない素晴らしい特性があります。「これができない」「あれも苦手」なのではなく、「集団行動はできないけど、一つのことを誰よりも深く掘り下げていける」可能性があるのです。

学校での集団行動で挫折感を味わいがちな子には、違う場所で思いっきり達成感を体験させてあげてください。自分の好きに選べて、自分のペースでやれる習い事なら、ひとつ何かできるようになるたびに達成感を味わうことができます。お子さんの特性にピッタリ合った習い事を見つけて、笑顔と自信を増やしてあげたいですよね。

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この記事の著者

田中 繁 / 発達障害コミュニケーション指導者

中学・高校とハンドボールに熱中し、高校では全国ベスト16、インターハイ春夏出場を達成しました。その分、勉強はホント苦手で…。高校受験もギリギリまで部活をしていて、いざ受験勉強を始めても、どこから勉強していいのかわからず、時間ばかり無駄にしていました。そこからお願いした家庭教師の先生に、一から勉強のやり方を教わってからは成績もメキメキ上がり、無事志望校に合格することができました。誰でも悩みや不安は必ずあると思います。自分の経験も踏まえて、一番親身にお応えしますので、いつでもご相談くださいね。

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