勉強嫌いなADHDの子が少しでも集中して勉強できるようになる方法
発達障害に限らず、勉強が大嫌いで苦手な子は多いですよね。
得意なことを伸ばしていく療育も大切ですが、少しでも勉強にも取り組んで欲しいとお母さんが思うのは当然です。
ADHDの子には、学習環境の作り方にも工夫が必要と言われています。
今回はADHDの子が勉強嫌いになりやすい理由と、おすすめの勉強法について紹介します。
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ADHDの子が勉強嫌いになりやすい理由
ADHDの子は、もともと勉強が苦手ということはありません。ですが、先生の話を集中して聞けない、集中力が切れやすい、じっと座っていられないなどの特性が原因で、いつの間にか勉強が苦手になってしまうことが多いようです。自分が興味をもっていない分野の勉強が特に苦手で、成績もどんどん下がってしまいます。
このような悪循環がADHDの子を勉強嫌いにしてしまう原因と言われています。
ADHDの子にオススメの勉強法は?
① 余計なものが視界に入らない学習環境を作ろう
まず大切なのが、勉強するための環境作りです。集中力が切れやすいADHDの子は、視界に入る様々な刺激に反応してしまいます。机は壁向きにぴったりつけ、机の上には勉強道具以外のものを置かないようにしましょう。机の周囲をついたてで囲い、より視界を遮ることも効果的です。
②短時間で勉強が終わるようにする工夫
集中力が長続きしない場合は、勉強を細切れにして進めましょう。
プリント学習の場合は、問題を1問ずつハサミで切り取る方法が有効です。教科書やドリルを使う場合も、コピーを取れば同じ方法が使えます。
1問1問に集中して取り組むことで、集中力を切らさず、気が散る前に問題を解き終えることができます。
また、タイマーを使って時間を区切るのもいいでしょう。「○分まで」と言うと時計が気になってしまう子でも、「タイマーが鳴るまで」にすれば目の前の問題に集中して取り組むことができます。
③ 何度も同じ学習を繰り返して、頭に定着させる
もしお子さんが学習内容の覚えが悪い場合は、何度も繰り返す学習を行いましょう。食事の前後、お風呂の前後、朝学校へ行く前など、1分だけでも復習を行うと、勉強したことが定着しやすくなります。
でも一日中、勉強のことを親に言われるのを嫌がる子もいるので、お子さんに合った回数で取り組んでください。
勉強嫌いなADHDの子でも、個性に合ったサポートをしてあげれば、少しずつ集中できるようになります
あまりにも勉強が苦手になると学校へ行くのが苦痛になり、不登校やうつ病などの二次障害につながってしまう場合があります。そんなことにならないよう、早いうちから適切なやり方でお子さんに合った勉強法をサポートしてあげる必要があります。勉強が楽しい!と思ってもらえるような、ピッタリなやり方が見つかるといいですね。
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