発達障害の読書嫌いを支援する方法
発達障害の子に限らず、誰しも読書は、好きか嫌いかの2択にわけられるのではないでしょうか?
ただ、読書が嫌いといっても、本を読むことはできますよね。
それが困難なのが、発達障害なのです。
発達障害のお子さんで読書が嫌いな子なら、本を読みながら待つといったことは難しくなってしまいます。
それはお母さんにとって困ることでもあるし、心配なことでもあります。
ここでは、読書が嫌いな子が、読書に取り組むことができるようになる方法について、お伝えしていきたいと思います。
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発達障害の読書嫌いを支援する方法
絵の多い本を選ぶ
大人でも読書の嫌いな人に、小説や字の多い本を渡したらどうなるでしょう?
誰だって読む気持ちが失せてしまいます。
まずは「読んでもいいかな」と思えるような、読みやすい本を選択する必要があるのです。
・字よりも絵が多い本
・子どもが喜びそうな絵の本
・厚みのない本
このように、文字よりも絵から入れるようにしましょう。
絵が多い本になると厚みのある本になってしまう場合もありますが、そうなると子どもは読む気が失せてしまいます。
それを防ぐためにも、薄く、絵の多い本がベストです。
絵だけでは子どもが興味を示さない場合は、飛び出す絵本や仕掛け絵本から入っていくと、本に入りやすくなります。
漫画本を認めてあげる
お子さんのことを真剣に考えるお母さんとしては、漫画を読むことは読書ではないと思ってしまい、ついつい漫画本をとり上げてしまう人もいるのではないでしょうか?
でも!読書の一歩が漫画本からスタートしてもまったく問題はありません。
発達障害のお子さんは、絵本や小説は読めなくても、漫画本なら読めるという子がたくさんいます。
漫画本が好きで、活字を追いかけることができるようになれば、そこから少しずつその漫画と同じジャンルの絵本へと手をのばしていく可能性もあります。
お子さんの大好きなものを否定したりせず、認めてあげることで、知的好奇心を伸ばしていくこともできます。
暖かく見守ってあげましょう。
読書が出来る環境を作る
テレビやゲームがあると、どうしても読書嫌いな子は本以外のものに意識を向けてしまいます。
まずは環境を整えてあげることが大切です。
・他に興味を示すものがない、家の外で読む
・集中できる時間だけ読む
このように、自宅よりファミレスや車の中など、他に気持ちが動かない場所から、読書をスタートしてみるのはどうでしょうか?
その際、長時間読書をさせると本人も疲れてしまうので「○分読もうね」と短い時間を決めてあげると良いかもしれませんね。
発達障害の読書嫌いは、スモールステップで読書の習慣をつけてあげよう!
読書が嫌いな子には、一気に高い目標を持つのではなく、スモールステップで進んでいきましょう。
・絵の多い絵本からスタート
・漫画本からでもいい、と認めてあげる
・読書が落ち着いてできるような環境を作る
上記の様に、まずは環境を整え、子どもが受け入れやすいものからスタートしましょう。
もし、お母さんも読書が苦手だったり嫌いだったりしたら、どうしたら本を読みたくなるか、自分自身に置き換えて考えてみると良いかもしれません。
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