発達障害の子が『疲れやすい』5つの原因
「うちの子って疲れやすいかも?」
こんなことを感じるときはありませんか?
実はこの疲れやすいということは、発達障害の子の特徴でもあります。
なぜ発達障害の子は周りの子よりも疲れてしまうのかについて、5つの視点から見ていきましょう。
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発達障害の子が『疲れやすい』原因
その1.周りの子たちより動きが多い
授業中に立ってしまったり、歩いて行動する場面で走ってしまったり、いつも落ちつかずウロウロしていたりと、多動性のお子さんはとにかく動くことが多いです。
本人は動いていなければ落ちつかないのですが、周りの子の何倍も動いていたら疲れてしまうのは当然です。発達障害の子が周りの子よりも疲れやすいのは、このためです。
その2.身体を2つ以上、同時に動かすことが困難
縄跳びやラジオ体操などを思い浮かべてみてください。手も足も同時に動かさなければ、こういった運動はできませんよね。発達性運動協調障害の子は、このように同時に複数、身体を動かすことがとても難しいのです。
他の子は器用に2個3個の運動を同時にできたとしても、発達性運動協調障害の子はそれが難しいので、同じようにやろうとすると、人の何倍も神経も身体も使うことになってしまいます。
人の何倍も神経を使い、動かしづらい身体を動かすことは、それだけでヘトヘトになってしまいますし、ストレスも溜まってしまうのです。
その3.環境に合わせようとパワーを使う
発達障害の子は、周りの子とは見ている世界が違っています。
時間の感覚やスピード感がまったく違うのです。
それでも、自分が置かれている環境に合わせて、周りの子と同じようにしようと努力しています。
そんな自分とは違う感覚の環境に合わせようとしているのですから、周りの人には想像できない程のパワーを使っています。わかりやすく言えば、常に全力疾走しているようなもなのです。
そのため、「ちょっとしか動いてないのに、なぜ?」と疲れやすいように見えてしまうのです。
その4.刺激によるストレスが多い
家の前が常に道路工事中だったら、「うるさい」と感じイライラしてしまいますよね。発達障害の子は、常にこういった騒音や刺激の中で過ごしている状態です。
音だけではなく、触れるもの、食べるものなど、色々なものからの刺激に敏感なので、ビクビクしながら過ごす時間がとても多いのです。
そのため常に心も身体も休まらず、どんどん疲れやストレスが溜まってしまうのです。
その5.質の良い睡眠が取れていない
発達障害の子は、オンとオフを上手にコントロールすることができません。
ご家族の方は「けっこう寝てるハズなのに?」と感じていたとしても、興奮状態が続いて寝つきが悪かったり、布団の中にいてもロクに寝ていない可能性があります。
睡眠不足が続くと身体に疲れも溜まり、体調にも悪影響があります。
お子さんが疲れている状態が長く続くようであれば、睡眠に問題がある可能性があります。
『疲れやすい』原因をつかんで、お子さんに合った支援をしてあげましょう!
・周りの子たちよりも動きが多い
・手や足など、同時に動かすことが困難
・刺激によるストレスが多い
・周りに合わせようとパワーを使う
・良質な睡眠が取れていない
上記5点は、発達障害の子が疲れやすい原因の代表的なものです。
発達障害の子は一人ひとり違った特性がありますから、ご家族の方がお子さんの疲れやすい原因を見つけることができれば、より良い支援の方法が分かるのではないでしょうか?お子さんの気持ちに寄り添いながら、なるべく疲れないような工夫をしてあげられたら良いですよね。
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