発達障害の子が併発しやすい二次障害の原因と対処法
二次障害って聞いたことがありますか?
発達障害の子と関わりがある人は、よく耳にする言葉だと思います。
でも、私の周りには「二次障害って障害の名前だと思っていた」という人もいる位、二次障害が一体どういうことなのか知られてはいません。
ここでは、二次障害について正しく理解してみましょう。
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発達障害の二次障害とは?
二次障害は、実際の障害とは違います。
発達障害の子は、通常学級に通う子とどこかしら違う所が多くあります。
そのため、発達障害の子は周りから受け入れてもらえないことが多くなってしまいます。
周りの子ども達や学校の先生、ご家族の方など、受け入れてもらえない事はお子さんにとって大きなストレス。
それが原因となり、実際は発達障害との症状とは関係なく、周りの人を困らせてしまうような行動や言動をとってしまうのです。
そういったことを二次障害と言います。
二発達障害の子が二次障害を併発してしまう原因
二次障害は周りの人に受け入れてもらえないからといって、すぐに起きる訳ではありません。
二次障害が起こってしまうまでに、心の中では様々な葛藤が起きているのです。
・どうして上手く行かないんだろう
・私、ダメな子なんだ
・私は誰にも好かれていないのかな
こんな気持ちがお子さんの中に張り巡らされ、お子さんの心がパンクしてしまい、二次障害は起きてしまいます。
二次障害の症状とは?
二次障害が起きてしまうと、さらに今までは見られなかった症状が出てしまいます。
・頭痛や腹痛といった身体症状
・チック症状
・精神的に不安定になり落ち込む
・興奮状態が続き暴れたりする
・自分を傷つけてしまう
上記の様に、お子さん一人ひとり違った症状がでます。
しかし、この症状は更に理解してもらえず、二次障害はどんどん悪い方向へと進んでいってしまうのが特徴です。
お子さんに今までと違う様子が見られたら、早めに専門医を受診するようにしてください。
発達障害の子の気持ちを理解し、二次障害を防いていこう
二次障害は、発達障害の診断をされている子よりも、されていない子の方が多く出ています。
それはなぜかというと、発達障害だと周りに理解されていないことが原因となってしまうからです。
発達障害の診断の前に、二次障害が出てしまうと、お子さんの症状を和らげるのは、更に時間がかかってしまいます。
授業中席を立ってしまう、暴言を吐いたりするといった行動がたびたびあるのであれば、問題行動と思わず、1度専門医を受診してみてくださいね。
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