発達障害の子がパニックを起こしてしまった場合の落ちつかせ方
普通学級に通うお子さんを持つご家族の方は、パニックとはなかなか出会うことがなく、パニックを起こしている子を見るとびっくりする方も多いかと思います。
しかし、発達障害の子は常にパニックと隣り合わせで生活をしています。
困り感が強かったり、不安な気持ちが強いと、パニックを起こしてしまう場合が多いのです。
ここでは、パニックを起こした時はどうしてあげたらいいのか、さらにパニックを少しずつでも減らしてあげるためには、どうするべきなのかをお伝えしていきます。
『勉強が苦手』な子専門で34年の家庭教師あすなろの体験授業を受けてみませんか?
あすなろでは、どこよりもお子さんの気持ちに寄り添い、勉強が苦手な子にとって最高の勉強法を教えています。
まずは、家庭教師のあすなろのホームページをご覧くださいね。
発達障害の子がパニックを起こしてしまった場合の具体的な対処法
子どもがパニックを起こしてしまうと、「落ちつかせなくちゃ」と大人は焦ってしまいます。
しかし、すぐに落ちつかせる必要なんてないんです。
パニックになってしまった時には、以下の点に十分に気をつけて対処をしてください。
・押さえつけない
・叱らない
・大声を出さない
・大人は落ちつく
周りの目を気にしたり、子どもが怪我をしないようにと押さえつけたり、無理にパニックを押さえようとしても、子どもは更にパニックを起こしてしまいます。
あくまで、お子さんのペースで落ちつかせてあげることが大切です。
物があって危ないときは、本人を動かすのではなく、周りの物をどかしてあげたら良いのです。
周囲の大人も一緒にパニックになってしまったら、何も良い方向には向きません。
まずはご家族の方が落ちついてくださいね。
パニックが収まった後の対処方
パニックが収まった後は、どうしてそのようになってしまったのか、今後のためにも知っておきたいですよね。
しかしお子さん自身も、どうしてそれが嫌だったのかわからなかったり、自分のモヤモヤした気持ちを上手く表現できず、そのためにパニックが起きてしまうという可能性もあります。
お子さんが自分でご家族の方に伝えることができたらベストですが、それができない場合は、お子さんの様子を観察しましょう。その時に必ずやっていただきたいことがあります。
・パニックを起こしたときの様子をメモしておく
・パニックを起こしていた間の時間をメモしておく
・どんな風にパニックになっていたのかをメモしておく
・パニックが収まった後の様子をメモしておく
様子を観察することによって、お子さんが言葉で伝えられなくても、パニックを起こした原因が見つけられるようになっていきます。
原因がわかれば対処もしやすくなるので、パニックを起こす前の様子などもできる限りくわしくメモしておいてください。
発達障害のパニックは対処法次第で少しづつ減らすことができます
パニックはできれば起こる前に対処してあげたいもの。
でもそう上手くいかないのが子育てですし、最初から全て上手くいくことなんてありません。
できるだけ、お子さんがパニックを起こしているときの時間を少なくしてあげられるよう、またパニックが起きてしまったときに、お子さんの負担にならないような対応をしてあげましょう。
パニックはきちんとした対応をしていってあげると少しずつ減っていきます。
焦らずゆっくり、お子さんのパニックと向き合っていってあげてくださいね。
発達障害サポート資料
この資料でわかること
- 発達障害の子を伸ばす教育とは?
- 特性に合わせた具体的な教え方
- よくある困りごとと対応例 など
発達障害の専門家が監修!お子さんをぐーんと伸ばす接し方を徹底解説
この一冊で、特性ごとの勉強の悩みがスッキリ解消!
教え方に困った時にスグに対応できる!